オペコピ 管理画面マニュアル 🛠️
利用者のID発行、マスタの手入れ、症例台帳の確認。 オペコピの管理画面でできることをまとめた、DA課の管理担当者向けの手引きです。
🧭 このマニュアルについて
ここに載っているのは、オペコピの管理画面の中でできることだけです。 ブラウザから開いて操作するだけで完結するので、特別な知識は要りません。
| 資料 | 読む人 | 内容 |
|---|---|---|
| 使い方ガイド | 読み取りをする方 | PDFの読み込みからJOANRへの貼り付けまで |
| 管理画面マニュアル(これ) | DA課の管理担当者 | ID発行・マスタの手入れ・症例台帳 |
| システム資料 | 情シス課 | サーバー・データベース・設定まわり |
🔎 依頼から探す
🚪 管理画面に入る
- 院内のパソコンでオペコピを開き、自分のIDでログインする読み取りをする方と同じログインです。
- 画面右上の ⚙️ 管理画面 を押す
- 管理用のパスワードを入れる利用者のパスワードとは別のものです。管理担当者だけが知っています。
読み取りの画面に戻るときは、右上の 📋 オペコピに戻る を押します。
これを知っている方は、症例台帳の中身を見たり、マスタを書き換えたりできます。 管理を担当する方だけで共有してください。読み取りをする方には利用者のIDだけをお渡しします。
🗂️ 管理画面のメニュー
| ボタン | できること | 使う頻度 |
|---|---|---|
| (最初の画面) | 利用者からの報告の確認、定型文の編集 | 週1回くらい |
| 📑 対象用紙マスタ | 用紙ごとの項目を追加・変更する | ときどき |
| 👨⚕️ 医師マスタ | 術者・助手の候補に出る先生を管理する | 異動のとき |
| 📒 症例台帳 | 読み取った症例を検索・確認・書き出す | ときどき |
| 🩺 術式マスタ | Kコードの一覧を入れ替える | 2年に1回 |
| 🔑 利用者管理 | IDとパスワードの発行・変更・削除 | 人の出入りのとき |
🔑 利用者を発行する
管理画面 → 🔑 利用者管理
オペコピを使うにはIDとパスワードが必要です。 IDは必ず個人ごとに発行してください。 症例台帳に「誰が読み取ったか」が残るため、共用IDだと誰の作業か分からなくなります。
➕ 新しく発行する
- 🔑 利用者管理 を開く
- ID を入力するデスクネッツのアカウントの@より前を使います。半角英数字です。
- 表示名 を入力する任意ですが、誰のIDか分かるように入れておくと後で楽です。
- パスワードを入れて 登録 を押す4文字以上。一覧に出れば完了です。
- 本人へ連絡する✉️ 定型文の「利用者登録のお知らせ」をコピーして使えます。
🔓 パスワードを忘れられたとき
パスワードは暗号化して保存しているため、管理画面でも中身は見えません。 新しいものに変更して伝えてください。
- 🔑 利用者管理 を開く
- その方の既存のIDを、下の入力欄にそのまま入力する
- 新しいパスワードを入れて 登録 を押す同じIDなら上書きになります。二重に増えることはありません。
- 定型文の「パスワード再発行」で連絡する
🚪 使えなくする(退職・異動)
一覧の 削除 を押すだけです。 次にその方が開いた時点でログインできなくなります。
利用者を削除しても、その方が読み取った症例の記録はそのまま残ります。 「誰が読み取ったか」も残ります。安心して削除してください。
✉️ 定型文
管理画面の最初の画面(下のほう)
利用者へ送る連絡文を3件まで保存できます。 件名と本文を書き換えて 💾 定型文を保存 を押すと保存され、 📋 本文をコピー でメールに貼り付けられます。
| 入っている3件 | 使う場面 |
|---|---|
| 利用者登録のお知らせ | 新しくIDを発行したとき |
| パスワード再発行 | パスワードを変更したとき |
| メンテナンスのお知らせ | 一時的に使えなくなるとき |
パスワード欄は空のまま保存し、送るときに個別に書き足してください。 定型文は、管理画面を開ける方には見えます。
📣 利用者からの報告をみる
管理画面を開いた最初の画面
利用者は読み取り画面の 📣 報告 から、 読み取りのミスやマスタの直してほしい点を送れます。 ここが管理担当者の入口です。週に1回は開いてください。
📖 見かた
- 🟡 未確認の報告は黄色で、一番上に並びます。
- 👤 送った方のIDと、そのとき選んでいた用紙が自動で付きます。どの用紙の話か聞き直す必要はありません。
- ✔ 確認 を押すと色が消えます。「見ました」の印です。
- 🗑️ 対応が終わったら 削除。残ったものが「やることリスト」になります。
- ⏳ 何もしなくても30日で自動的に消えます。溜まり続けることはありません。
🔧 報告の内容と、直す場所
| 報告の内容 | 直す場所 |
|---|---|
| 「この項目がいつも読み取れない」 | 📑 対象用紙マスタで、その項目のAIへの指示を具体的にする |
| 「選択肢に無い言葉が出る」 | 📑 対象用紙マスタで、その項目の選択肢に追加する |
| 「先生の名前が違う字で出る」 | 👨⚕️ 医師マスタに正しい表記を登録する |
| 「術式の候補に出てこない」 | 🩺 術式マスタにその術式があるか確認する |
| 「用紙の様式が変わった」 | 📑 対象用紙マスタで項目を追加・削除する |
| 「ログインできない」 | 🆘 困ったときを参照 |
報告した方には、直ったかどうかが分かりません。 「直しました、次から出ます」と返すと、次の報告が上がりやすくなります。
📒 症例台帳
管理画面 → 📒 症例台帳
読み取った症例が自動で保存されています。 利用者が保存し忘れることはありません。読み取った時点で残ります。
🔎 探す
- 🆔 患者ID ── 一部だけでも探せます。Enterでも実行できます。
- 📄 用紙 ── 種類で絞り込みます。
- 📅 手術日の範囲 ── 年度単位の集計に使えます。
行をクリックすると、その症例の全項目が下に開きます。材料シールの内容も見られます。
📊 CSVで書き出す(件数を出す)
- 検索で絞り込む期間や用紙で絞ってから書き出します。
- 📤 CSV書き出し を押すいま一覧に出ているものが書き出されます。
- Excelで開くそのまま開けます。文字化けしません。
- 📋 用紙ごとに項目が違うため、出てきた項目名がすべて列になります。
- ⏳ 件数が多いと少し時間がかかります。進み具合がボタンに出ます。
- 💾 控えとしても使えます。年度末などに書き出して保存しておくと安心です。
🔁 同じ症例が二重にならない仕組み
利用者が途中でやめて翌日続けたり、確認のためもう一度読み取ったりしても、 同じPDFなら台帳の件数は増えません。同じ記録が新しい内容に置き換わります。
分からない点があって先輩に引き継いだ場合、台帳には仕上げた先輩の名前が残ります。 読み取り日時も最後に読み取った日になります。
🗑️ 消す
誤って読み取ったものは 削除 で一覧から外せます。 完全には消えていないので、間違えて消しても取り返しがつきます。
📑 対象用紙マスタ
管理画面 → 📑 対象用紙マスタ
「どの用紙の、どの項目を、どう読み取るか」を決めている場所です。 読み取りの精度は、ほぼここで決まります。 現在10種類・計392項目が登録されています。
🏷️ 項目の「型」
| 型 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 読み取り | 用紙から文字をそのまま読む | 手術日、術者、手術時間 |
| 選択 | 読んだ内容を、決めた選択肢のどれかに寄せる | 手術側(右/左)、術後の転帰 |
| 固定 | いつも同じ値を入れる。読み取らない | 看護師数、入院手術/外来手術 |
| シール | 材料シールから商品情報を読む | ステム、インサート、セメント |
| 確認 | 読み取らず、人が入れる欄として出す | 患者姓(カタカナ) |
🔍 候補リスト
項目に「候補を出すボタン」を付ける設定です。
| 設定 | 利用者の画面に出るもの |
|---|---|
| 🔍 登録術式(Kコード) | 術式マスタから近いものを5件 |
| 🩺 病名(ICD-10・AI推定) | ICD-10コード付きの病名候補を5件 |
| 👨⚕️ 医師マスタから選ぶ | 登録済みの先生の一覧 |
※ 病名の候補は、項目名に「病名」「診断名」が入っていれば設定しなくても自動で出ます。
🛠️ 読み取りの精度を上げるコツ
「いつも読み取れない」という報告が来たときは、この順で試してください。
- 📝 AIへの指示に「場所」を書く「用紙の右下、麻酔記録の下にある欄」のように書くと当たりやすくなります。ここが一番効きます。
- 🎯 選択肢を用紙の表記に合わせる用紙に「初回」と書いてあるなら、選択肢も「初回手術」ではなく用紙どおりに。
- ✂️ 項目を分ける「術式と病名」のように2つの情報が1欄に入っていると精度が落ちます。分けられるなら分ける。
- 🧪 1症例で試す直したら実際に読み取って確かめます。まとめて直すと、どれが効いたか分からなくなります。
📤 Excelで編集する
項目数が多い用紙は、Excelに書き出してから直す方が早いです。 書き出したファイルをそのまま取り込めます。
うまくいかなかったときに、書き出しておいたファイルを取り込めば元に戻せます。 これが一番簡単な「戻す」方法です。
👨⚕️ 医師マスタ
管理画面 → 👨⚕️ 医師マスタ
術者・助手の欄に出る候補です。ここに登録しておくと、 読み取った氏名が自動で登録どおりの表記に直ります。 「玉置大恵」「玉置 大恵」のような表記のゆれがそろうので、あとで集計するときに効きます。
- ➕ 1行に1名で入力します。
- 🔤 姓と名の間のスペースは、JOANRに入れる形に合わせてください。そのまま貼り付けられます。
- 📤 Excelでの書き出し・取り込みもできます。
新しい先生の初回の症例から、正しい表記で出るようになります。
🩺 術式マスタ(Kコード)
管理画面 → 🩺 術式マスタ
術式の候補に出るKコードの一覧です。685件が登録されています。 診療報酬改訂で内容が変わったときは、ここをExcelで入れ替えます。
🔄 改訂への対応手順
- 📤 Excel書き出し を押す今の内容がダウンロードされます。
- 別名で保存しておく戻したくなったとき用の控えです。必ず取ってください。
- Excelで編集する列は左から 区分番号 / 名称 / レセ電コード の3列です。並びは変えないでください。
- 📥 Excelから取込 を押してファイルを選ぶ
- 確認画面で件数を確かめる「現在 685 件 → 取込後 702 件(17 件 増えます)」のように出ます。想定と違う数字なら中止してください。
- 「この内容で入れ替える」を押す
- 読み取り画面で1件試す術式の候補が出るか確かめて完了です。
今の内容が消えて、Excelの内容に丸ごと入れ替わります。 空のファイルを取り込むと全部消えます。 確認画面の件数を必ず見てから進めてください。
- 🚫 3列のどれかが空の行は取り込まれません。
- 🚫 レセ電コードが重複した行は、先に出てきた方だけが残ります。
- ↩️ 初期値に戻す を押すと、もともと入っている685件に戻ります。失敗しても一手で復旧できます。
🗓️ 定期的にやること
| いつ | やること |
|---|---|
| 週に1回 | 📣 報告を見て、対応する・返事をする |
| 月に1回 | 📒 症例台帳で件数を確認する(使われ具合の目安になります) |
| 人の出入りのとき | 🔑 利用者の発行・停止/👨⚕️ 医師マスタの追加 |
| マスタを大きく直したあと | 📤 対象用紙マスタ・医師マスタ・術式マスタをExcelに書き出して保存 |
| 年度末 | 📊 症例台帳をCSVで書き出して控えを取る |
| 2年に1回(改訂) | 🩺 術式マスタの入れ替え |
対象用紙マスタ・医師マスタ・術式マスタは、Excelに書き出しておけば取り込み直せます。 392項目を手で作り直す事態を防げるので、大きく手を入れたあとは必ず書き出してください。
🆘 困ったとき
まずは管理画面で解決できるか確かめてください。
👤 利用者から「使えない」と言われた
| 言われた内容 | 確かめること・対応 |
|---|---|
| 「IDまたはパスワードが違います」と出る | 🔑 利用者管理に、そのIDが登録されているか確認。大文字・小文字も確認してもらう。解決しなければパスワードを再発行 |
| 「接続が許可されていません」と出る | 院内のパソコンから開いているか確認してもらう。院内でも出るなら情シス課へ |
| ログインしたのにまた画面が戻る | ブラウザの設定の可能性。別のブラウザで試してもらい、それでも出るなら情シス課へ |
| 管理画面のパスワードが通らない | 管理用パスワードは利用者のものとは別です。それでも入れないなら情シス課へ |
📄 読み取りの調子が悪い
| 症状 | 対応 |
|---|---|
| 特定の項目だけいつも空になる | 📑 対象用紙マスタで、その項目のAIへの指示に場所を書き足す |
| 選択肢に無い言葉が入ってくる | その項目の選択肢に追加する |
| 先生の名前の表記がばらつく | 👨⚕️ 医師マスタに正しい表記を登録する |
| 全体的に精度が低い | スキャンの解像度を上げる、用紙が斜めになっていないか確認してもらう |
| 読み取りが遅い | 複数人が同時に使うと順番待ちになります。しばらく待てば終わります |
| エラーで止まる・何度も失敗する | 情シス課へ |
🔧 マスタを直したのに反映されない
- 💾 保存ボタンを押したか確認してください。
- 🔄 利用者側の画面をいったん読み込み直してもらってください。
- 📄 用紙の種類を選び直してもらうと確実です。
🤝 情シス課に回すこと
次のようなときは管理画面では直せません。情シス課へ連絡してください。
- 🌐 院内の全員が使えない(画面がまったく開かない)
- 🚫 院内から開いても「接続が許可されていません」と出る
- 💥 読み取りが何度やってもエラーになる
- 💾 症例台帳に何も保存されなくなった
- 🔑 管理用パスワードを変えたい/忘れた
- 🗑️ 削除した症例を元に戻したい
- 💰 利用料金や契約に関すること
- 🆕 新しい機能を付けたい
①いつから ②誰が(1人だけか全員か) ③どの操作で ④どう出たか の4点。 画面の写真があるとさらに早く切り分けられます。
❓ よくある質問
A. できません。暗号化して保存しているため、管理画面でも見えません。新しいものに変更して伝えてください。
A. 増えません。同じIDで登録すると、そのIDのパスワードが上書きされるだけです。
A. おすすめしません。「誰が読み取ったか」が分からなくなり、あとで確認したいときに聞く相手が特定できなくなります。
A. されていません。氏名は記録に残さない作りになっています。
A. 変わりません。マスタの変更は、これから読み取る症例にだけ効きます。
A. 一覧から外れるだけで、完全には消えていません。戻したいときは情シス課へ依頼してください。
A. 対象用紙マスタで新しく作れます。項目数が多いので、似た用紙をコピーしてから直すのが早いです。
A. 実用上の上限はありません。必要な方の分だけ発行してください。